バイエルン・ミュンヘンは22日、チャンピオンズリーグ(CL)アウェーのローマ戦当日にローマ教皇を訪問する。ドイツ紙『WAZ』が20日、報じている。
同紙によれば、バイエルンはローマ戦当日の午前中にバチカンに渡り、ローマ教皇を訪問するという。
しかし、この訪問は試合とは関係ないものであり、クラブとしてプライベートで訪れるものだとカール=ハインツ・ルンメニゲ会長は否定。また、MFトーマス・ミュラーも「大事なのは、ローマ教皇を訪ねることではない」とコメント。GKマヌエル・ノイアーも「勝利をお願いしに行くわけではないよ」と、話している。
さらに、ルンメニゲ会長は「クラブとして、そこを訪れることは貴重な体験を得ることができる」と明かした。それでも「夜の試合に少しでもご利益があればいいけどね」と、少しは期待しているようだ。
試合に関しては、ルンメニゲ会長をはじめ、ほとんどの選手が「順位を占う重要な試合になる」と、ホームを含めたローマとの2試合は負けられないと話している。そして、まずはグループステージ首位を明け渡すことなくホームに戻りたい様子。
マンチェスター・シティ、CSKAモスクワ戦と連勝はしているものの、スコアは最少の1-0と攻撃に不安があった。しかし、リーグ戦ではここ4試合16得点と攻撃がかみ合いだしている。さらに守備もノイアーが748分間無失点を続けている。
まさに最高の状態でローマ戦を迎えるが、勝利の女神は果たしてどちらにほほ笑むのだろうか。
【了】
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