ロイス、タイトル獲得絶望なら移籍も?
20日付のキッカー紙は「ショックの下で」として、最下位に喘ぐブレーメンとドルトムントを並べて取り上げている。
同紙によるケルン戦の先発メンバーの採点は次のとおり。
【GK】バイデンフェラー「5」、【DF】ピシュチェク、「4」、ソクラティス「3」、フンメルス「5」、グロスクロイツ「4」、【MF】ケール「3.5」、ギュンドアン「3.5」、ムヒタリヤン「4.5」、香川真司「3」、ロイス「3」、【FW】インモービレ「4」。
キッカー紙で香川は「3」とやや高評価となっている。
20日の独大衆紙ビルトもドルトムントを大きく取り扱った。右腕で頭を抱えるクロップの写真を大きく掲載して「指揮官は魔法を失う」とする。
またケルンとの試合中に前のめりになる香川の写真を掲載して「カガワはミッドフィールドで足がもつれる(ここでハルファー)。日本人はシーズンの初めにマンチェスター・ユナイテッドから来た。戦績:6試合1ゴール」と記している。
ビルト紙は「ディフェンスにおける再三のブラックアウト」として8試合で14失点という失点数に触れて「ケルンでは世界王者のマッツ・フンメルスとロマン・バイデンフェラーが並んで立った」と記した。
ツォルク氏は「個人的なミスで自滅している。ディフェンスのカタストロフィックなミスだ」と同紙にコメントを残した。
さらにビルト紙は「マルコ・ロイスを保持し続けることはいよいよ難しくなるだろう」と書き立てる。タイトル獲得の見込みがなくして、バイエルンへの移籍が囁かれるロイスをつなぎ止めるのは難しいとのことだ。
バイエルン所属のマリオ・ゲッツェは「もちろん彼(ロイス)が来たら嬉しいね。でも彼が決めることだ」とアウディのトーク・イベントでコメントを残した。
ドルトムントの周囲はさらに慌ただしさを増している。
【了】
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