復調のカギは「忍耐」。主力のコンディション向上が待たれる
20日付のルール地方の地元紙レヴィアシュポルトは一面で「BVBはいよいよもって危機の中」、「ロイスのような帰還者はまた転換を成功させられない」とした。
同紙はケルン戦のレビューを「正真正銘の危機」と見出しを付ける。ここではミヒャエル・ツォルク氏は「我々にとって、極めて困難な状況だ」と述べた。
レヴィアシュポルト紙によるケルン戦の先発メンバーの採点は次のとおりである。
【GK】バイデンフェラー「4-」、【DF】ピシュチェク、「3」、ソクラティス「4-」、フンメルス「5-」、グロスクロイツ「4」、【MF】ケール「4」、ギュンドアン「3-」、ムヒタリヤン「4」、香川真司「4」、ロイス「4」、【FW】インモービレ「4-」。
香川は「4」とやや低評価である。個人評は「頭部の負傷(脳震とう)の後で再び同様にピッチの上に立つ。確かに彼がプレーの喜びを放つ瞬間はあったが、しかし日本人のアクションはめったに目標へ向かって努力しているようではなかった」となっている。
レヴィアシュポルト紙のコメンテーターであるティム・ミュラー氏は「ただ忍耐」としている。
ミュラー氏は「実際の状況で何がボルシア・ドルトムントを助けるべきだろうか?」という問いを立てて、「この問いに対する答えはウインター・ブレイクでの監督交代やさらなる選手との契約ということでは全くない。ただ忍耐がBVBを助ける」としている。
同氏によれば、怪我から復帰した選手達がコンディションを取り戻せば、ユルゲン・クロップとチームは再び軌道に乗るだろう、とのことである。
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