ブンデスリーガ第8節で敗れ3連敗となったハノーファーのMF清武弘嗣は、20日のドイツ紙『キッカー』で、「4連敗は絶対にできない」と危機感をあらわにしている。
ボルシアMG戦で3-0の敗戦を喫したハノーファー。中断期間中に清武は徐々にコンディションを上げており、監督も期待していた(https://www.footballchannel.jp/2014/10/17/post52219/ 参照)。
しかし同紙は、未だミスが多く、次節ドルトムント戦に向けて不安を隠せないと報じている。期待されていたボルシアMG戦でも、多くのミスを犯し、ほとんど機能せず、1対1でも勝てていなかったと評価した。
清武自身は、よい準備は出来ていたようだが「1点先制された後、落ち着けなかった。パスミスが多くなった。もちろん自分も」と、反省している。
期待が大きかっただけに、うまくいかなかった時の批判も大きい清武。ハノーファーのディルク・デュフナーSD(スポーツディレクター)も「清武はもっとできることを自分でわかっている。そして、もっと多くのことを期待できると確信している」と、期待を述べた。その上で「われわれは、MFから多くのチャンスを生み出す必要がある。その中心が彼だ」と、清武の奮起を促している。
そして清武は、「自分たちの仕事をやり通さなければいけない。4連敗だけは絶対にできないとわかっている」と、ドルトムント戦に切り替えている。
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