18日、『BBC』でマンチェスター・ユナイテッドの前監督モイーズ氏のインタビューが公開された。その中でモイーズ氏は、今夏、イングランド代表のFWダニー・ウェルベックがユナイテッドからアーセナルへと移籍したことについて「驚きだった」とコメントした。
ウェルベックは昨季25試合に出場し、9ゴールの成績を残した。
「ウェルベックはユナイテッドにとって重要な選手だった」と話すモイーズ氏。「彼はビッグゲームでは、ほとんどプレーしていた」とウェルベックへの信頼を明かした。
「(ウェルベックのような)若く優れた英国人プレーヤーはそれほど多くない。それだけに少し驚きだった」
「しかし、どんな監督でも自分のやり方に沿って決断する必要がある」と、ルイス・ファン・ハール新監督の考えには理解を示しているようだ。
さらにインタビューでは、エヴァートンでFWウェイン・ルーニーに初めて会った時のことも語っている。モイーズ氏はひと目でその才能に気づいたという。
「ある時の練習試合で、彼はタッチライン際からチップキックでGKをあざ笑うかのようにゴールを決めたんだ。その瞬間、私は周りと顔を見合わせたよ。”本当に彼がやったのか?実際の出来事なのか?”ってね」
ルーニーはモイーズ監督の下、2002年8月に16歳でエヴァートンのトップチームデビューを果たしていた。
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