脳の活性化にもつながるリフティングトレーニング
<MENU1 動きながらリフティング>
複数の動作を同時進行することで、ボールだけに気を取られない技術を
■ベースの動き
原点であるインステップのリフティングに、複数の動きを取り入れる。さらにボールから目線を切る
1.まずはインステップで正確にリフティング
2.前後に手をたたき、できるなら首を左右上下に振る。ルックアップの習慣もつける
3.ベースができたら二人組になり、交互にパス交換
4.パスをしたあと、ジャンプをしたり、しゃがんだり、1回転するなどの動作を入れる
■チェックポイント
・失敗は気にしない。笑いながらでOK
・手を叩く、頭を振る動作はどちらかだけでもいい
・二人でやるときはチームワークを意識しよう
<MENU2 指数えリフティング>
顔を上げたままの状態でボールをコントロールし、周囲の情報を整理する
■ベースの動き
リフティングをしながら、相手の指が指し示したリフティング回数を理解し、その回数を蹴ったら相手に返す
1.まずは正確にリフティング
2.ボールを持っていない選手は指でリフティングの回数を指定する
3.指定された回数を蹴ったらボールを返す。
4.パスしたら左右に首を振る
■チェックポイント
・指で示された回数を正確に確認する
・もう片方の手で指1本はインステップ、2本インサイド、3本アウトサイドと指定し、バリエーションを加えてもいい
プロフィール
京都精華女子中学校・高等学校サッカー部
http://seika-soccer.com/
2002年に附属中学のサッカー部が設立し、2006年にサッカー部創部。2008年からは全日本高等学校女子サッカー選手権大会京都府大会を6連覇。2012年度全国高校選手権では全国3位、2014年度インターハイでは準優勝の好成績を収める。10年FIFA女子ワールドカップU-17準優勝メンバーのGK三田一紗代を輩出している。技術と判断力の養成にこだわりをもって、中高一貫で指導する。
【了】
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