スペインプロリーグ機構(LFP)のハビエル・テバス会長は、バルセロナのFWリオネル・メッシが宿敵レアル・マドリーの本拠地サンチャゴ・ベルナベウでリーガ歴代得点王の記録を更新した場合について言及した。スペイン複数メディアが伝えている。
メッシがプロとしてデビューしてから11年の年月が経ち、僅か27歳で449ゴールをリーガで決めており、現在はリーガ歴代得点王テルモ・サッラ氏にわずか2点差と迫っている。
メッシの得点力を考えると、18日に行われるホームでのエイバル戦での記録打破は不可能ではない。その場合は自身のスタジアム、サポーターを前にしての祝福や賛辞は当然だろう。
しかし現地では、エイバル戦でなく25日にレアル・マドリーの本拠地で記録を更新した場合、ベルナベウの観客は宿敵のスターに拍手喝采を捧げるかどうか討論されている。これに関してテバス会長は、何ら問題はないと供述した。
「私はあのスタジアムで観客が席を立って、マラドーナとロナウジーニョに拍手をしているのを見たことがある。スペインサッカーはこの選手(メッシ)が我々のリーガにとってどれほど重要か評価できると思う。
レアル・マドリーのサポーターはサッカーを熟知しており、常に紳士的な観客であり続けた。あの2人のスター(マラドーナとロナウジーニョ)に拍手したのだ、何故メッシにはしない理由がある?」
現地では喝采はともかく、永遠のライバルのスタジアムで祝リーガ歴代得点王のセレモニー行事は挑発として見られるものの、同会長はベルナベウでも構わないと述べた。
「そこで行うことも検討するが、反対の声があったら他で行う。セレモニーの価値は同じだ」
【了】
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