レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、MFサミ・ケディラの契約について記者会見で明かした。ドイツ各紙が17日付けで報じた。
2015年夏までの契約を結ぶケディラだが、アンチェロッティ監督は契約延長へ向けて「まだ時間はある」と、焦ってはいないようだ。
そのケディラは9月の初めに筋肉の損傷で離脱していたが、先日チームに合流。アンチェロッティ監督によれば「長い負傷から戻ったばかりで、最高の状態ではないが、怪我自体は完全に治っている」と、復帰は近い模様。
クラブは、前提として同選手と契約を延長したい意向でいるという。しかし、同監督はケディラを重要な選手であるとしながら、「ケディラ自身が残りたいのであれば、クラブ側は契約延長する」と、コメント。
ドイツ各紙は、同選手が契約延長を望まない場合に、シーズン終了後の移籍を容認したと解釈しているようだ。その上で冬の移籍はなく、シーズン終了までは同クラブに留まるだろうと報じている。
ケディラには、アーセナル、チェルシーACミランなど多くのクラブからの関心が報じられている。
アンチェロッティ監督の真意も含め、今後の動向が注目される。
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