今月5日行われたプレミアリーグのチェルシー対アーセナルの一戦で、ジョゼ・モウリーニョ監督とアーセン・ヴェンゲル監督がやり合ったシーンは、世界中に発信され話題となった。
チェルシーのDFのガリー・ケイヒルの危険なタックルに反応したヴェンゲル監督はテクニカルエリアを飛び出し、モウリーニョ監督の元へ駆け寄る。その後、何かを言い合うとモウリーニョ監督のことを突き飛ばした。
結局、この行為でヴェンゲル監督に対しては処分が下ることはなかったが、モウリーニョ監督はFAに苦言を呈している。イギリス『インディペンデント』が17日付で報じた。
ヴェンゲル監督に対し処分がなかったことについて聞かれると、「別に驚きはなかった」とし、「もし私が同じことをしていたら、スタジアム入場禁止処分を下されていただろう」と付け加えている。
ヴェンゲル監督も代表ウィーク中、自身の行為に対して謝罪のコメントを出した。しかし、互いに言い分の食い違う所もあり、やはりこの二人の因縁はこれからも続きがありそうだ。
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