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ブンデスリーガ、消えるスプレー導入開始。人体への悪影響は全て解決「使わない理由はどこにもない」

text by 編集部 photo by Getty Images

ブンデスリーガ、消えるスプレー導入開始。人体への悪影響は全て解決「使わない理由はどこにもない」
ドイツ・ブンデスリーガは17日よりバニッシングスプレーの導入が開始【写真:Getty Images】

 ドイツ・ブンデスリーガは17日より、ブラジルW杯で話題となった消えるスプレーことバニッシングスプレーの導入が開始された。

 同リーグ1部は、18日と19日に再開されるが、17日には2部の2試合が行われている。そして同試合で、数々の議論を生んでいたバニッシングスプレー(https://www.footballchannel.jp/2014/09/27/post49849/参照)が予定通り使用された。

 既報の通り、W杯やCL(チャンピオンズリーグ)、EL(ヨーロッパリーグ)で使用されているものは、内容物の人体への影響および詳細の記載不備により世界的な安全、技術、証明サービスである「テュフ・ラインランド」がドイツ国内、そしてEU圏内での使用を禁じていた。

 しかし、ドイツ紙『ビルド』によれば、DFB(ドイツサッカー協会)はテュフと議論を重ねた結果、およそ2週間前に承認を得ることに成功したようだ。

 これについて、DFB審判委員会のルッツ・ミヒャエル・フレーリッヒ委員長は「法的な問題は全て解決された。使わない理由はどこにもない」と、問題なく使用できることを強調。また、同委員長は「第三機関に検査確認を依頼し、その確認事項が通った」と、バニッシングスプレーの抱えている問題も解決していることを明らかにした。

 18日には1部リーグが再開され、そこでの使用も決定している。ボルシア・ドルトムントのユルゲン・クロップ監督は「FK時に正しい位置で壁を作ることができるし、素晴らしいFKのシーンが増えるだろう」とコメント。さらに各クラブ関係者からは、賛成の声が上がっている。

【了】

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