オランダ代表でHSVのMFラファエル・ファン・デルファールトが、16日のオランダスポーツ紙『ヌ・スポーツ』で自身の今後について語っている。
HSVとの契約が2015年に切れるファン・デルファールト。同選手は今後の契約について「延長するのか、満了するのかはっきりしていない。そしてまだ誰とも話していない」と明かした。そして、早いうちに落ち着くために「まずは話をしに来てほしい」と希望を述べている。
ファン・デルファールトは、HSVとの契約が切れたとしても「どこでもできる」と現役は続行したい意向だ。まだ他クラブからのオファーは届いていないようだが、同紙によればおそらく夏にイタリアに移籍するだろうと言われている。本人も「私はイタリアでプレーしたい。サッカー選手として成長できる。(フランチェスコ・)トッティ、(アンドレア・)ピルロ、(ジャンルイジ・)ブッフォンもそうだからね」とイタリアでのプレーを希望している様子。そして、「素晴らしい国で、素敵な都市もある」と街並みも称賛している。
自身2度に渡りHSVでプレーしただけに、同クラブへの思い入れも強いようだ。それでも、「新たな挑戦は常に素晴らしいことだと思う。新しい国、リーグ、言語を学ぶことができるからね」と他国での挑戦を望んでいる。
とは言え、「将来はまだ誰にもわからない。今はハンブルクで少しでも上に上がるだけ」と、目の前のことに集中している。
全治6週間の負傷から復帰したファン・デルファールト。チーム状況も厳しい中で同選手の復帰は追い風になるだろう。だが、次節のホッフェンハイム戦は先発なのか、ベンチなのかまだ明かされていない。去就も含め今後が注目される。
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