バルセロナのDFジェラール・ピケが公務執行妨害罪によって裁判に出廷するという。スペイン『ラ・バングアルディア』が伝えている。
ピケは15日未明、弟のマルク・ピケとともにバルセロナ県内のディスコへ出かけたが、その際にバス、タクシー専用車線に駐車。そして、車の所有者である弟に罰金が科せられた。
しかし、あろうことかピケは“逆ギレ”。警察報告書によると、「有名人だから俺のことが羨ましいだけだろ! 罰金を取れば歩合が貰えるんだろう?」と罵倒し始めた。
さらに反抗的な態度は止まず「俺がお前の上司と話をつけたら揉み消してくれるから白紙になるんだ。これからお前の上司と話すから覚悟しろ!」と脅迫した模様。
最後には警察を軽蔑した発言を放った。
「お前らは横暴でキザな奴らだ。その制服を着ながら罰金を科することによって世界の主だと勘違いしている。誰がこんな罰金を払うもんか。お前らの職務には吐き気がする! 恥ずべき存在だ」
同紙によると、ピケは弟が車内で受け取った罰金の用紙をくしゃくしゃにして丸め、交通警察官の足元に投げつけてその場を去ったとのこと。
その後、同選手は15日に自身の発言が大げさにとられたと弁明しながらツイッターで謝罪の言葉を呟いた。
「僕が言ったことはとても大げさにとられたけど、何にしても、間違えたことを認める。二度とこのようなことは起こらない」
【了】
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