マンチェスター・ユナイテッドのFWラダメル・ファルカオは、13歳の時に英国のパスポートを手配しようとして断られていたと、ファルカオの父・ガルシアさんが明かした。15日付のイギリス紙『デイリーメール』が報じている。
ファルカオの曽祖父はイングランド北部・ヨークシャーの出身。1932年にイングランドを離れ、コロンビアへと移住した。
これを受け、将来ファルカオがプロ選手となりヨーロッパに移籍する際に役立つだろうと、ガルシアさんは英国大使館を訪れ、ファルカオのパスポートを申請していた。しかし、大使館側はファルカオと曽祖父との血縁関係が遠過ぎるとし、これを受諾しなかった。
マンチェスター・ユナイテッドには現在、ファルカオと同じくEU圏外の扱いを受けるエクアドルのアントニオ・バレンシア、ブラジルのアンデルソン、アルゼンチンのマルコス・ロホが在籍。
同じくEU圏外の出身だが、アルゼンチンのアンヘル・ディ・マリアはイタリア国籍を、ブラジルのラファエウはポルトガル国籍をそれぞれ所有している。
イングランドではEU圏外の選手登録に人数制限はないが、労働許可を取得する際に「直近2年間で国際Aマッチに75%以上出場しなければならない」という条件を満たす必要がある。
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