15日のドイツ紙『ビルド』で、バイエルン・ミュンヘンのMFシャビ・アロンソが移籍後の印象について語った。
今夏にレアル・マドリーからバイエルンに移籍してきたX・アロンソは当初、「よそ者」というような批判的な言葉を受けたという。同紙によれば、現在スタッフ、監督、選手合わせて総勢10名近いスペイン人が所属しているためだった模様。
しかし、バイエルンにはDFフィリップ・ラーム、ジェローム・ボアテング、そしてMFバスティアン・シュバインシュタイガーなどドイツ人のほか、他国の選手も多く所属している。X・アロンソは、ドイツ人選手が中心であることを十分に理解。その上で「新加入選手がどれだけクラブに忠誠を誓い、どのような振る舞いをするか見せるのが重要」と新外国人としてすべきことだけ考えていたようだ。
その成果はすぐに表れ、ブンデスリーガ第6節のケルン戦で移籍後初出場。さらにボールタッチ数204回というリーグ記録を打ち立てた。
それには「私にとって全てうまくいった。それはミュンヘンに来て以来、初めてのことだったよ」と自身も驚いたようだ。
そして、2010年のW杯王者は「世界一の集団と一緒にいることが重要だ」と2014年のW杯王者たちと一緒にプレーできる重要性を感じている。
リヴァプールとレアルで2度のCL(チャンピオンズリーグ)優勝を経験している同選手。バイエルンでの目標はもちろん「CL」と返答。加えて「CLを3回も三つの違ったクラブで獲るのはすごいことだ。我々はタイトルを獲る」と意気込んでいる。
【了】
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