バルセロナのFWルイス・スアレスは、バルサ選手として公式戦デビューとなる25日のリーガエスパニョーラ第9節の相手、レアル・マドリーについてクラブ公式サイトで言及した。
「全ての出来事は何らかの道理によって起こると思う。そして、リーガの19クラブの中で、レアル・マドリーを相手に復帰するというのは何らかの運命だ」
また、「最初の2ヵ月間はサッカー選手だとすら感じなかった。それが一番辛かった」と、キエッリーニ噛みつき事件によって公式戦出場停止となっていた3ヵ月間の胸中も吐露。
その3ヵ月も終わりに近づき、25日には敵地でのクラシコでバルサ選手としてデビューするスアレス。昨季まで所属したリヴァプールでは31得点を挙げてプレミアリーグ得点王を獲得。さらに、欧州各国リーグ戦の中で最多得点者に贈られるヨーロッパ・ゴールデンシューもレアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドと並んでW受賞。
「個人タイトルは嬉しいし歓迎するけど、チームタイトルを優先したい。昨季はリヴァプールでプレミア制覇目前だった。もしできていたら最高だったよ。僕が評価するのはチーム全体のパフォーマンスと、僕自身が開幕から6試合出場停止でPKを蹴らなかったにも関わらずあのゴール数を記録したことだ。
僕がチームを前に突き出すという姿勢とメンタルが無かったらリヴァプールはあそこまで上位にはいかなかったと思うから嬉しいよ。チャンピオンズリーグに戻るのも目標の一つだった」
【了】
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