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日本代表 10年前

ブラジルの名物記者が見た日本代表。「90分を通して怯えていた」「川島は私の国では笑いの種」

text by 編集部 photo by Getty Images

武藤には好印象「常にチャレンジしていた」

 本田圭佑も同様に何も出来なかったが、彼1人を非難することは出来ない。なぜなら、チーム全体が酷かったからだ。あのような状況でピッチに投入されて何が出来るというのか? 他の誰でもチームを救うことなど無理だ。

 この試合で良いパフォーマンスをした日本の選手を挙げるのは実に困難な作業だ。それでも、1人推すのであれば武藤嘉紀だと言うだろう。少なくとも、彼はチャレンジしていた。

 結論として、ネイマールとブラジル(日本以外)にとって素晴らしい夜となった。日本人選手のナイーブ過ぎる心が、この試合を実に簡単なものとした。

プロフィール

フェルナンド・ドゥアルテ
 ブラジルの大手ニュースサイト『UOL』の欧州サッカー通信員。で英メディア『ガーディアン』や『ESPN.com』にも寄稿。10年間ブラジル代表を追い続け、2度のW杯を取材している。ツイッターアカウントは@Fernando_Duarte

【了】

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