フットボールチャンネル

川島、ブラジル相手に再び4失点も成長過程を強調「自分たちがさらに上に行くための時期」

text by 編集部 photo by Getty Images

20140910_kawashima_getty
GK川島永嗣はこの試合では再び先発に復帰【写真:Getty Images】

 日本代表は14日、シンガポールのナショナル・スタジアムでブラジルと対戦。FWネイマールに4得点を決められて0-4と完敗を喫した。

 GK川島永嗣(スタンダール)は、10日のジャマイカ戦ではベンチとなったものの、この試合では再び先発に復帰。しかし、自身の不安定なパフォーマンスも重なってFWネイマールに4得点を決められた。

 しかし、川島自身も「まだまだ新しいチームの中で自分たちが突き詰めていかないといけない」と語るように、攻守にチーム全体が不安定だったことも事実。

 それでも、前半に関しては「自分たちもボールを動かしていた」とし、アギーレ監督が求めるカウンター攻撃についても「相手に厳しく行ってそこから奪って攻撃の形を作ることは出来ていた」と一定の手応えを掴んでいる様子だった。

 この結果によって、川島自身もゴールマウスに立ったブラジル戦3試合で0-4、0-3、0-4の計11失点。スコアをだけ見れば変化は無いが「今は過去4年間やってきたことからもう一歩、自分たちがさらに上に行くための時期だと思う」と、チームが成長過程にあることを強調した。

 そして、「さらに1歩、2歩、自分たちが大きくなるためにこういう経験をプラスに変えて、より強い日本になっていきたい」と前を向いた。

【了】

フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→

関連リンク

フットボール批評issue01 アギーレを殺すのは誰か?
ザックジャパンの軌跡 蒼き戦士たちの躍進とブラジルでの敗北、そして未来
タイトルという形で恩返しを
柿谷曜一朗のサッカースーパーテクニックバイブル
遠藤保仁、W杯を語る。日本サッカーが手にした知性
鹿島アントラーズ サッカー王国のつくりかた
前セレッソ大阪監督『レヴィ―・クルピ』名伯楽が初めて明かす「若き才能の磨き方」
フットボールチャンネル03 代表23人が語る 敗北の真実
サッカー日本代表 きゃらぺた エンブレムVer.
小林悠(川崎フロンターレ)小学生時代に培った技術が自分の武器を伸ばす
FC東京が本当に強くなるための覚悟

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!