DFB(ドイツサッカー協会)は13日、EURO2016予選のアイルランド戦に向けて前日記者会見を会場となるゲルゼンキルヒェンで行った。会見にはヨアヒム・レーヴ代表監督とMFユリアン・ドラクスラーが出席し、試合への意気込みを語っている。
同試合は、シャルケのホームであるフェルティンス・アレーナで開催される。同チームの一員であるドラクスラーは「シャルケのホームで代表としてプレーするのは初めてなのでとてもうれしい」と感想を述べた。
数日前にポーランドに2-0で敗れてしまったが「そのことは忘れて、ドイツで勝ち点3を得ることが大事」と切り替えている。
前回大会までは予選グループ2位の中で成績上位の国のみがEUROの本戦に進むことができた。しかし、今大会から本戦の参加国拡大より2位に入れば本戦に進めることになっている。それでもドラクスラーは「規則が変わったことは考えていない。僕らは1位になる目標に向かって舵をこぐだけだ。そして勝つ」とあくまで1位通過狙いを主張した。
自身の調子は「ポーランド戦ではまだ完全ではなかった」と前回はインフルエンザの影響がまだあった様子(https://www.footballchannel.jp/2014/10/08/post50923/
参照)。しかし今は「コンディションは完璧でやる気に満ちているよ。それを見せることもできる」と良好のようだ。そして「監督にいつ聞かれても、いつでも行ける」準備万全だと話している。
代表の公式戦にも関わらず、チケットは完売していない。それについて「満員の方がそれは嬉しいよ。でも、そうでなかった時は、次に完売するように精一杯プレーするだけだ」とコメント。そして「僕らは現世界チャンピオンだ。もう世界に再び最強だということを示したい」と意気込んでいる。
1位通過のためにはもう敗戦は許されない。ドラクスラーは、自身のホームスタジアムで活躍できるか期待される。
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