13日のドイツ紙『キッカー』で、バイエルン・ミュンヘンのマティアス・ザマーSD(スポーツディレクター)が長期欠場中のMFバスティアン・シュバインシュタイガーについて語っている。
シュバインシュタイガーは現在、膝の負傷でブラジルW杯(ワールドカップ)以降欠場中である。ドイツ代表の新キャプテンに指名された同選手だが、代表も欠場中でドイツ国内では復帰時期が大きな話題となっている。(https://www.footballchannel.jp/2014/10/04/post50515/参照)
ドイツ代表のチームマネージャーであるオリバー・ビアホフ氏は「我々は正式な診断結果を知らされていない。待っているところだ」とコメント。一部では2015年まで復帰は無いのではと言われている。
これに対しザマーSDは「今年中に復帰できないという理由はどこにもない。シュバインシュタイガーは2014年の間に復帰できる」と否定している。しかし、これは正式な診断結果ではなく「私は信じている。非現実的ではない」と同SDの見解と同紙は述べている。
シュバインシュタイガーは、現在扁桃炎を患っているが「それについては負傷の影響はなく全く関係ない」とザマーSD。今日、明日中にも検診を行い、週の半ばには再びリハビリを開始する模様だ。
加えて同SDは「膝は良くなっているように見える。良い段階を踏んでいるよ」と話し、楽観視している。
復帰が早ければ、バイエルン、そしてドイツ代表にとっても頼もしいに違いない。しかし、同紙によれば同選手の代表欠場は2011年から現在まで55.3%に上るという。半分以上辞退を余儀なくされているだけに焦りすぎるのも禁物のようだ。
【了】