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日本代表 10年前

日本対ブラジル。悪さばかりが目立ったブラジル戦。ネイマールに遊ばれて終わる【どこよりも早い採点】

10月14日、日本対ブラジルの一戦が行われ、0対4で敗れた。アギーレジャパンのパフォーマンスはどうだったのだろうか。

シリーズ:どこよりも早い採点 text by 植田路生 photo by Getty Images

ブラジルの緩さに合わせて良さ出せず

ネイマール
ブラジル代表と戦った日本代表の採点は?【写真:Getty Images】

川島永嗣  3  相手のシュートチャンスであまりに早く転がる。わずかな可能性をゼロにしてしまう。キックも意図が不明。
塩谷司   3.5 ボールロスト多い。一対一では厳しい場面も。
太田宏介  3.5 動き出し遅く、視野も狭い。このレベルではかなり厳しい。
酒井高徳  5  ネイマールとのマッチアップは苦しんだが、攻撃では良さを発揮した。
森重真人  4.5 悪くはなかったが、ゆるゆるの守備陣に活力を与えられず。もっと味方に注文をつけていい。
田中順也  4  何度か前を向いてボールを持ったが、チャンスに結び付けられず。
田口泰士  3  一番激しさが求められるポジションでそれまったくなかった。責任重大。
森岡亮太  3.5 まるで何もできなかった。守備面では緩さが目立つ。
柴崎岳   4.5 攻撃ではもっとボールに絡んで組み立ての中心になるべき。失点招くミスも。
小林悠   4.5 守備では奮闘していたが、攻撃では良くなかった。決定機も外す。
岡崎慎司  5.5 ボールがよく収まりエリア内での動きも良かった。前半、日本の攻撃陣では唯一通用していた。

本田圭佑  4.5 ボールが集まったが、決定機は生み出せず。
武藤嘉紀  5  積極的に仕掛けていた。ボールを持った時は良かった。
細貝萌   5  大量失点の悪いリズムを変えられず。
柿谷曜一朗 4.5 惜しいチャンスあったがそれ以外は何もできず。
鈴木大輔  -  出場時間短く採点不可。

アギーレ  5  親善試合とはいえ、もっと激しくプレーさせるべきだった。特に前半。テストの意味合いが強かったが、手を抜いたブラジルにまったく通用していない選手もおり、チームの成長に役立ったかと言えば疑問。積極的に攻めていたわけでもなく、チームとしては後退したと言っていい。

【了】

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