バイエルン・ミュンヘンは、12日に2013/14シーズンの売上高を発表。ドイツ各紙によれば、その額は約5億ユーロ(約700億円)以上に及ぶという。ドイツ紙『アーベント・ツァイトゥング』は、前シーズンに初めて5億ユーロ以上の売り上げを記録した額をさらに上回り、新記録を達成したと報じている。
雑誌『フォーカス』が載せたクラブの報告によれば、スポンサー収入とグッズ商品の売り上げが大幅に増加した様子。全シーズンと比べると50万ユーロ(約7000万円)以上のアップだという。
また、カール・ハインツ・ルンメニゲCEOは5月初めの臨時総会で、すでに記録更新を発表していたようだ。その時点で前シーズンよりも9520万ユーロ(約1億3500万円)を上回っていた。
ブンデスリーガは赤字や借金がある場合には、クラブライセンスが発行されない。つまり、1部リーグなどでプレーできず降格などの処分を下されてしまう。それをせずにこれだけの売り上げを誇るバイエルンは、まさに健全経営のお手本と言えるだろう。
昨シーズンは、CL(チャンピオンズリーグ)優勝は逃したものの、ブンデスリーガでは史上最速で優勝。さらにDFBポカール(ドイツカップ)も制し2冠を達成した。クラブ成績だけでなく、財政面でも成功したシーズンだったようだ。
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