元日本代表の中田英寿氏が10日、モナコで開催されたゴールデン・フット・アワード2014の授賞式に出席。ミランのMF本田圭佑とインテルのDF長友佑都についてコメントした。イタリアのWebメディア『TUTTOmercatoWEB』が伝えている。
今シーズン、印象的な活躍でクラブをけん引している本田について尋ねられた中田氏は、セリエAに適応する時間が必要だったと主張。「昨年は彼にとって初めての1年だった」とし、「今季の活躍を続けられるといいね」と期待を伺わせた。
また、今季不調にあえぐ長友についても心配はしていないようだ。「彼を日本人だと考える必要はないね。もはやイタリア人だ」と、イタリアに完璧に順応した同選手を讃えた。
かつて同氏がプレーしていたセリエAのレベルが低下していることについては、「イタリアサッカーは経済的な側面においては停滞し、たくさんの選手を買えなくなった」としながらも、「だからといってレベルが下がったとは言えない」と否定している。
最後に古巣であるローマについて尋ねられた中田氏は、「僕の時のように優勝できることを祈っている」と締めくくった。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→