「自分たちにとって意義のあるゲーム」。勝利へ貪欲な姿勢
この試合はアギーレジャパン4戦目。新体制になったばかりで戦術理解や連携面などはまだまだ未成熟な部分が多い。だからといって、ブラジル相手にテスト的な意識で挑んだら確実に負ける。過去2度の敗戦を経験してきた守護神は、勝利を貪欲に目指す姿勢を忘れてはいけないと今一度、口にした。
「今回の試合は自分たちにとって意義のあるゲーム。今まで(こういうレベルの相手を)経験したことのない選手も多い中、こういう試合ができるのが1つだし、自分たち自身がそういう相手にどういう形で勝てるかをつねに追求していかなければいけない。
ただ経験のためにやるってことじゃなくて、自分たちが勝つためのヒントをつかんで、その実感を1つひとつ積み上げていかないといけない。サッカーは常に強い相手が勝つとは限らない。僕らもピッチに立つ以上、やらなければいけないし。そういう気持ちでのぞんでいけるかが大切だと思います」
堅守速攻のアギーレ監督のスタイルは、まさにブラジルのような強豪から勝ち星を挙げるための戦い方といっても過言ではない。それを誠心誠意貫いて、勝利を現実にできるのか…。
川島がゴールマウスを守る場合には、これまで以上に力強く、最後尾からチームを鼓舞し続ける必要があるだろう。
【了】
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