チェルシーのGKティボー・クルトワは、今月5日に行われたプレミアリーグ第7節アーセナル戦でFWアレクシス・サンチェスと衝突して頭部を負傷。治療を受け、一旦はプレーを再開させたが、結局ペトル・チェフとの交代でピッチを後にしている。
今季からプレミアリーグでは頭部の負傷の際には、プレー続行の可否を選手本人または監督の判断ではなく、ドクターに委ねなければならない。選手の安全を守るためにこうしたルールが導入された。
この件で、クルトワのプレーを続行させたチェルシーを批判する声もあった。しかし、12日イギリス『スカイ』でクルトワはチェルシーのメディカルスタッフを擁護する発言をしている。
「ドクターはよくやってくれたよ。彼女(エヴァ・カルネイロ女医)はいくつか質問をしてきたから、僕はそれに素早く応じたよ。だから大丈夫だと思ったし、交代する必要もなかった」とピッチで治療を受けている時の状況を語った。
ただ、頭部の痛みは感じていなかったものの、プレー再開後には首の痛みとめまい、そして視界がぼやけるなどの症状があった、と明かしたクルトワ。
10日にはベルギー代表の一員としてEURO予選アンドラ戦でフル出場。元気な姿を見せたため、チェルシーのメディカルスタッフもホッと胸を撫で下ろしたことだろう。
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