マンチェスター・ユナイテッドのGKダビド・デ・ヘアがスペイン代表においてイケル・カシージャスの後継者になるのは時間の問題と見られている。スペイン『マルカ』によると、同じシチュエーションがレアル・マドリーで起こる可能性もある。
デ・ヘアはアトレティコ・マドリーのカンテラで育ったにもかかわらず、マドリーからのオファーがあった場合、迷わず引き受けるとプライベートでこぼしているようだ。マドリーのフロントも同選手を気に入っているが、全てはカシージャスの判断に依存している。
2017年に契約が満了するカシージャスはマドリーで引退したいと主張したが、スロバキア戦のミスによって疑問が再勃発した。とはいえ、マドリーはカシージャス放出のために契約を破棄して2017年までの給料を払うつもりはない。理由はカシージャスと言う伝説への敬意、そして900万ユーロ(約12億6000万円)の年棒である。
同紙によると、デ・ヘアの担当でもある世界一の代理人として有名なジョルジュ・メンデス氏は以前、スペイン人GKに近い将来のマドリーへの移籍を約束したという。
23歳という若さにも拘らず経験豊富なデ・ヘアのユナイテッドとの契約は2016年まで。マドリー側は同選手が契約延長しない限り、MFトニ・クロースの様に移籍市場の相場より安価での獲得を検討している。
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