EURO2016予選が12日、ヨーロッパ各地で行われた。世界王者ドイツはアウェーでポーランドと対戦。試合はドイツが2-0で敗れ、ポーランドは対ドイツ戦初勝利を飾っている。
試合後、ゲームキャプテンを務めたGKマヌエル・ノイアーは「負けるような試合ではなかった」と肩を落とした。さらに先制点を奪われたシーンでは「前に出るのが遅かった。完全に僕のミスだ」とコメントしている。
初招集で初先発を果たしたレバークーゼンのMFカリム・ベララビは「勝ち点が取れなかったことは非常に残念。デビュー戦の出来に関しては満足している」と負けはしたが、自身の出来には満足の様子。ただし「ゴールを狙っていて、チャンスもあったけど決められなかった」と得点できなかったことを悔やんでいる。
DFフィリップ・ラームら代表引退した選手に加えてMFメスト・エジルら負傷者も続出したため、大幅に選手が入れ替わったドイツ代表。ポーランドに対して最後まであきらめずに戦ったが勝利することはできなかった。
ヨアヒム・レーヴ監督は「非常にがっかりだ。それでも試合は支配していた。チャンスは多く作り、相手にもほとんどチャンスを与えていない」と分析。多くのチャンスを作りながら決めきれず「相手は1度のチャンスで得点した」と嘆いていた。
しかし、嘆いてばかりはいられず、14日にはアイルランド戦を迎える。レーヴ監督は「すぐにアイルランド戦に向けて準備をしなければいけない。力を十分に蓄えて、良いパフォーマンスを示す必要がある」と切り替えた。
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