イングランド代表は9日、EURO予選サンマリノ戦で5−0と大勝。初戦スイス戦(2−0)に続き2連勝とした。
順調な滑り出しを見せたイングランド代表で、新境地を開拓しているのがアーセナルMFのジャック・ウィルシェアだ。
ロイ・ホジソン監督はEURO予選に入り、中盤をダイヤモンド型にした4−4−2のシステムをベースにして戦っている。スイス戦からは中盤の底にウィルシェアを配置。日本でもアンカーと呼ばれるようなポジションで、役割的にはバイエルン・ミュンヘンのシャビ・アロンソ、ユヴェントスのアンドレア・ピルロのようにゲームを組み立てることを期待されている。12日『エクスプレス』が伝えている
「チームのアナリストから2、30分にまとめられたX・アロンソの動画をiPadに送ってもらった」と日頃から彼らのプレーを見て、学んでいることを明かした。さらに「(動画を見れば)彼らがどのようにボールを持っているか、いつドリブルやパスをすれば良いか、そういったことを学べる」と付け加えている。
サンマリノ戦の出来には満足している様子だ。
「新しい役割でのプレーは二回目だったけど、すでに良くなっていると思う。もっと他の選手のプレーも見て、いち早く自分のものにしたい」と、向上心を見せた。
イングランド代表は12日、アウェイでエストニアと戦う。
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