監督ライセンスを保持せずにレアル・マドリー・カスティージャ(ユースチーム)の監督を務めているジネディーヌ・ジダン氏、および助監督のサンティアゴ・サンチェス氏に処分が下る見通しだ。スペイン『マルカ』が伝えている。
9月後半、スペインコーチ教育センターはジダン氏をスペインサッカー協会(RFEF)の審判技術委員会に告発。スペイン監督規律法の104条によると、正当なライセンスなし、またはライセンスの貸し借りは1ヶ月から半年の謹慎処分となる。この件の担当のアルベルト・ペレス・カルデロン裁判官は中級の処分にあたる3ヶ月を協会に提案。協会はこれをもとに処分を下す。
処分は、スペインコーチ教育センターが提示した証拠ビデオが決定的だった。ビデオには、表向きは助監督のはずのジダン氏が実質的な指導を行っている様子が見られる。ジダン氏がカスティージャの監督だと明記されている、マドリーが訂正する前に表記されていた画像も加えた。ジダン氏の給料がサンティアゴ・サンチェス氏より上回っていることも理由の一つとなった。
マドリーとスペインコーチ教育センターは、この処分に不満であれば10日以内に異議申し立てをすることができる。要するに、10日後には正式な謹慎処分が下される。全てが予定通りに進めば、クラシコの1週間前にジダン氏への処分が決まる。
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