日本代表は10日、新潟デンカビッグスワンスタジアムでジャマイカ代表と対戦して1-0と勝利を収めた。
FW岡崎慎司(マインツ)は、自ら熱望したセンターFWの位置で先発したが「ここでダメだったらサイドでやれるという気持ちが今はない」とし、「ある程度、あいつに出しとけば点取るとか、キープしてくれるとか、安心感が出てくるかがすごく大事」と、今後も1トップでアピールすることを誓った。
試合では、狭いスペースの中でポスト役となることが求められたが「今日はやれたし、自分がやりたいサッカーにちょっと近づいて、今日は良かったんじゃないかなと思う」と手応えは掴んだ様子。
とはいえ、無得点に終わったことについては「決められれば自分にとっては良かったなと思う」と悔しさを見せ、「ある程度はできたと思うけど、もっと見てもらえたら違ってくる」と、まだまだ代表ではセンターFWとしての信頼を得られていないことを明かした。
それでも、今季はブンデスリーガですでに5得点を挙げるなど、クラブではセンターFWとして完全に信頼を得ている。そのため、「クラブでも信頼されるまで時間がかかったし、ここで自分がどれだけアピールできるかが大事」と継続すること重要性を語った。
14日に控えるブラジルとの試合では、わずかなチャンスしか得られない展開が予想されるため「いかに苦しいボールを自分がモノにできるかだと思う」と気を引き締めた。そして、難しい試合だからこそ「やりがいはあるとも思う」と強豪との対戦を心待ちにしていた。
【了】
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