「ジャマイカはノープロ」「チャンスは決めなきゃ」
――とはいえ、チームは1点を先制しました。他に良かったポイントはありますか?
ショ「塩谷と森重はポジショニングもコミュニケーションも良かった。本田は33分のチャンスは決めるべきだったけど、チャレンジしたことは良かった。自信が戻ってきたかな?」
チェ「ヨーロッパで活躍している本田と岡崎はコンディションも良いし自信もあるね。本田のチャンスミスは残念! 酒井高徳は前半のMVP。攻守に素敵だった! あとは柴崎、森重、細貝に安定感があったね」
――逆に物足りなかった部分は?
チェ「長友と香川はクラブでそれほど出ていないからコンディションがまだまだ100%じゃないね。あと、ジャマイカはウルグアイとベネズエラと比べたらレベルがかなり低い! ノープロ」
ショ「そうね。ジャマイカは技術的にも組織的にも良くない。でも、日本は1ペースしかないね。もっとペースを変えないと。ラスト1/3では速くならなきゃ! ディフェンスのラスト1/3でも同じペース」
――後半は圧倒的に攻めながら追加点を奪えませんでした。
ショ「武藤はプレー自体はすごく良いんだけど、チャンスは決めなきゃ。ジャマイカは強くないけど、国際サッカーとJリーグのプレースピードは全く違う。シュートチャンスではすぐに打たなきゃいけない。アギーレもめちゃくちゃ怒ってた」
チェ「守備が堅くて攻撃が速いというアギーレの理想的な形が見えただけに、ゴールは決めないと。これは大きな問題。でも、武藤は全体的には凄く良かったね。スピードも素晴らしかったし、自信を持って何回もシュートを打った。アギーレの頭の中では彼がスタメンだと思う」