ドイツサッカー協会(DFB)は8日、MFメスト・エジルの左膝関節外側靭帯部分損傷による長期離脱を発表。全治10~12週間と診断され、11日と14日に行われる欧州選手権(EURO)予選に参加できないこととなった。
ブラジルワールドカップ後、DFフィリップ・ラームをはじめとする3選手が引退。さらにMFマルコ・ロイス、バスティアン・シュバインシュタイガー、サミ・ケディラなど怪我人が相次ぐ中、エジルの離脱はドイツ代表にとってショッキングなものとなっている。
しかし、DFBは同日、インフルエンザにより合流が遅れていたMFユリアン・ドラクスラー(https://www.footballchannel.jp/2014/10/08/post50923/参照)の合流も発表。ドイツ代表とヨアヒム・レーヴ代表監督にとって明るい話題となった。
ドラクスラーはすでに午後から代表のホテルに到着。DFBの公式Twitterを通し「良い感じだよ。また代表チームのメンバーに会うことができてうれしいよ」とコメントしている。さらに「2日間ゆっくり休めた」と状態は問題ない様子。
ドイツ代表は、金曜日にワルシャワに向かい11日土曜日にポーランドと対戦する。その後ドラクスラーのホームであるヴェルティンス・アレーナでアイルランドを迎え撃つ。
年内の代表活動に、エジルは参加することができない。世界王者の次なる目標であるEURO制覇は、ドラクスラーたち若手の奮起にかかっている。
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