元マンチェスター・ユナイテッドの指揮官サー・アレックス・ファーガソン氏が、同クラブからドルトムントに復帰した香川真司について、自身の見解を示した。
「ファーガソンが危機のBVBの品位を高める:『香川について全て上手く行なった』」として、8日付の独大衆紙『ビルト』が報じている。
ビルト紙は「BVBは7試合で勝ち点7(13位)と危機の中にどっぷりはまり込んでいる―しかしこの言葉がクラブを良くするだろう」として、ファーガソン氏のコメントを掲載した。
「BVBとカガワは、(香川の)帰還に関して全て正しく行なったと、私は信じている。彼は再び、自身がとても調子が良いと感じる環境にある。そして必要不可欠な自信を与えるクロップという指揮官を持っている」
またファーガソンはビルト紙に対して次のように強調した。
「私はシンジにとても満足していた! 彼は私のそばでとても良く順応し、彼が我々の下で気分を良くしているという感情を、私はまた抱いていた」
続いてビルト紙は「ファーガソンのキャリアが終了した2013年にカガワにとって、新指揮官デヴィッド・モイーズの下で転落が始まった」として、「どんな指揮官も独自の哲学を持っているものだ」といったファーガソンのコメントを掲載した。
ビルト紙は最後に「素早くトップ・フォームを見出したなら、クロップのそばで彼は再びファースト・チョイスである!」と記している。
【了】
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