LFPのハビエル・テバス会長はカタルーニャ州を本拠地とするバルセロナとエスパニョールがリーガエスパニョーラでプレーし続けるのは不可能だと供述【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】
スペインサッカー連盟(LFP)のハビエル・テバス会長は7日、スペインラジオ局『オンダ・セロ』で、カタルーニャが最終的にスペインから独立を勝ちえた場合、カタルーニャ州を本拠地とするバルセロナとエスパニョールがリーガエスパニョーラでプレーし続けるのは不可能だと供述した。
カタルーニャでは、9月11日にスペインから独立の是非を問う国民投票を求める大規模なデモが行われた。
このデモにはバルセロナのDFジェラール・ピケらサッカー選手も参加したが、テバス会長は「スペインスポーツ法に従うと、スペイン国家に所属せずスペインのトーナメントに参加できる国家はアンドラだけだ。これを変えるには国会で話すしかない」と示唆した。
しかし、リーガエスパニョーラにとってもバルセロナは重要なチーム。脱退となればリーグの競争力やマーケティングの面など様々な分野に大きな損害を与えることは明らかなため、同会長も「カタルーニャ無しのスペインや、バルサやメッシ無しのリーガも想像できない。ビジネスが台無しになってしまう」と危惧している。
また、日本代表ハビエル・アギーレ監督も関与している可能性があるリーガ八百長疑惑に関しては「警察には知っていたことを全て話した。最初に報告してきたのはレンドイロ氏(デポルティーボ前会長)だ。八百長の可能性について話してきて私はレバンテ会長に報告した。アガピト氏(サラゴサ前会長)と話した記憶はない」と語った。
ガビの証言については「ガビがクラブに頼まれたことをやったと言ったなら、彼の発言はとても価値がある。クラブの誰かがそれをやらねばいけないと指図したわけだからね。妙なのは何のためだと聞かなかったことだ」と述べた。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→
関連リンク
FCバルセロナはまだ進化するか?
バルセロナの哲学はフットボールの真理である
バルサ選手のジュニア時代 家族の愛に支えられ夢を叶えた者たち
FCバルセロナの人材獲得術と育成メソッドのすべて
サッカー バルセロナ戦術アナライズ 最強チームのセオリーを読み解く