内田篤人の所属するシャルケは7日、イェンス・ケラー氏を解任し、後任にロベルト・ディ・マッテオ新監督の就任を発表した。
同日のドイツ紙『ルール・ナッハリヒテン』は、ディ・マッテオ監督は以前にもシャルケ監督の就任オファーを受けていたと報じている。
同紙によれば、同監督はシャルケの試合に秘密裏で訪れ、監督就任の交渉をしていたという。さらに2013年の夏には、ケラー元監督の契約延長前にイタリアとスイスの市民権を有するディ・マッテオ監督を最有力候補としてリストアップしていた様子。
これについて、シャルケのホルスト・ヘルトスポーツディレクター(SD)は「それ以降のコンタクトは行われていない」とシーズン中の交渉は否定した。
2012年にチャンピオンズリーグ決勝で、バイエルン・ミュンヘンをPKの末破り優勝。ディ・マッテオ監督は、ディフェンシブな戦術で有名である。攻撃的なサッカーをしたいシャルケだが、ヘルトSDは「彼は多くの戦術を持つ男だ」と全幅の信頼をよせているようだ。
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