今シーズン、リヴァプールに移籍したイングランド代表MFアダム・ララーナ。自身のステップアップのためにサウサンプトンを離れる決断をしたが、今でも古巣への愛情は変わらないようだ。7日『Sky Sport』がララーナのコメントを伝えている。
今季2500万ポンド(約43億円)の移籍金でリヴァプールへ加入したララーナは、「自分自身を試すにはいい時期だと感じた。大きなチャンスだった」と話す。その一方で「いつまでもサウサンプトンは僕の心の中にある」と育ったクラブへの愛情を語っている。
「悲しかった」
移籍を決断した時の気持ちをそう振り返るのは、ファンを思っての事だった。
サウサンプトンからは今季、ララーナだけでなく、マウリシオ・ポチェッティーノ監督を始め、リッキー・ランバート、ルーク・ショウら多くが退団。昨季は8位と好成績を残したチームは再構築を迫られた。
そのことについては「ファンのみんなも悲しく、残念に思っている。彼らはサウサンプトンを愛している。それこそがサウサンプトンのファンなんだ」と話した。
ララーナは今シーズン、ここまでリーグ戦4試合に出場し、1ゴールを挙げている。
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