ドイツ紙『アレゲマイネ・ツァイトゥング』は7日、ブンデスリーガでバニシングスプレーが予定通り使用されると報じている。
同紙によれば、代表戦後の18日と19日に行われるブンデスリーガ第8節において予定通り使用するという。1部リーグのヨハン・ドレース主審も「比較的早い段階で採用される。そして、すでに再来週のブンデスリーガで使用されることになるだろう」と語っている。さらに同審判は、このテーマはマインツで行われた会議でも議題に上り決定されたことも明かしている。
バニシングスプレーの使用については、ドイツ紙『ビルド』の報道から幾度となく問題視されてきた。「テュフ・ラインランド」も健康や環境に有害なため、ドイツおよびEU圏内では使用を許可できないと述べている(https://www.footballchannel.jp/2014/09/27/post49849/ 参照)。
テュフのいうものは、ブラジルワールドカップで使用されていたアルゼンチン製の物であり、「ドイツサッカー協会は、すでに違ったものを用意している」とドレース主審は話している。
しかし、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグで使用されているのはW杯で使用されたもので、今後もまだ論争を巻き起こしそうである。
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