日本代表は7日、新潟市内でジャマイカ戦(10日)に向けた練習を行った。
FW田中順也(スポルティング)は、前回に続いての招集となったが「もっと積極的にボールを受けたり、ゲームを作る部分、得点の部分を追求していかないといけない」と反省を生かして前回以上に改善することへの意欲を示した。
アギーレ体制ではインサイドハーフでの起用となっているが、今回は代表復帰を果たしたMF香川真司も同ポジションで起用されることが濃厚。
田中にとっては定位置争いが激化することになるが「日本全体のレベルが上がることが重要。競争がなければ世界と戦っていけない。みんなで切磋琢磨してレベルアップしていければ」と前向きに捉えているようだ。
一方で、クラブでは8月23日の第2節に途中出場して13分間のプレーに留まっており、出場機会の確保に苦しんでいるが「練習でも点を取りまくってかなりアピールしているけど、監督の評価になかなか届かないんですよ」と嘆いた。
それでも、連続して代表入りを果たしたことには「自信もってこの前も臨んだし、それが評価されたのは本当にうれしい」と心境を語り、「クラブでも楽しんでいる。日本ではできなかった経験を詰めているので、それを代表で生かしたい」と今後の成長を誓った。
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