2011年サラゴサ時代のハビエル・アギーレ監督が関与している可能性があるリーガ・エスパニョーラ八百長疑惑の聴取は僅か5日間で終わった。6日、元レバンテで現アルメリアのFWウェリントン・シウバと元サラゴサで現ビジャレアルのFWウチェが聴取を受け計18人がスペイン特捜部に証言した。スペイン『アス』が伝えている。
まだ仮説であるが、スペイン『エル・ムンド』によると、リーガ残留がかかっていたサラゴサの前会長アガピト・イグレシアス氏は後に現金で回収するため、ボーナスの名目でサラゴサ選手9人と当時監督のアギーレ氏に一人当たり9万ユーロ(約1200万円)を入金し、自身は40万ユーロ(約5500万円)を口座から引き落とし、レバンテとその選手等に手渡した疑惑がかかっている。
聴取の当日、最初に検察局に着いたのはウェリントン。現地時間9時38分に着き、11時05分に検察局を出て「全部上手くいったよ、ここにいることにビックリしている。八百長なんてなかった。話すべきことは話した」と報道陣に語った。
対して、ウチェは11時20分に着いて11時40分に終了。「落ち着いているよ、僕は何も怪しいことには参加していない。普通の試合だった」と同じく報道陣に主張。
5日に同じく『アス』が伝えた様に、これからスペイン特捜部は15日以内に告訴する見込み。
事件担当の検察アレハンドロ・ルソン氏は18人の証言者を十分な人数とみなした。しかし、『アス』によるとルソン氏は聴取しなかった選手らも告訴するとのこと。
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