健闘する昇格チーム。ケルンとパダーボルンともに残留期待
トピック5「HSVはファン・デル・ファールトをもはや必要としていない!」
ビルト紙によれば、「HSVに所属して以来、初めてファン・デル・ファールトは90分ベンチに座った。それにも関わらずハンブルグの選手達はドルトムントで1-0でのシーズン初勝利を祝った」とのことである。
いわゆる不要論だが、一方でビルト紙記者のババク・ミラニは「目下のところHSVはファン・デル・ファールトを決して放棄しない。キャプテンはまだなお試合を決定づけ、違いを作り出すことが出来る」とも記した。
トピック6「昇格チームの両方が残留する!」
最後のトピックになるが、今季より1部に昇格したケルンとパダーボルンの2チームはブンデスリーガに残留するだろう、というものである。ビルト紙はケルンの「堅い守備」と、パダーボルンの「攻撃サッカー」を評価している。
これら6つのトピックにはそれぞれ、イエスかノーで答える読者アンケートの結果も掲載されている。その中でノーがイエスを上回ったものが2つあり、1つはトピック1で、イエスが46%、ノーが54%となっている。このままバイエルンが突っ走るのは面白くない…と思っている人の方が多いようだ。
そしてもう1つがトピック4である。こちらはイエスが20%に、ノーが80%と、ノーが大分イエスを上回っている。多くの人は、ドルトムントがこのまま終わる訳がない、「本当の顔」をこれから示す…と見ているようである。
ブンデスリーガは34試合中の7試合を消化したに過ぎない。中断期間が明ければまた長いシーズンが始まり、数え切れない程のトピックが世の中を賑わすだろう。
【了】
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