5日のプレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド戦でエヴァートンDFレイトン・ベインズが、相手GKデ・ヘアにセーブされる形でPKを失敗した。
この出来事に驚いたサッカーファンは少なくなかったのではないか。
というのも、ベインズにとってはこれがプレミアリーグで初めて失敗したPKだったからだ。プレミアリーグをよく見ているファンなら「珍しい」と感じたはずだ。
彼は、これまでにキッカーを務めた14本のPK全てを成功させてきた。しかし15本目にして、遂に成功率100%という記録が途絶えた。
6日『ミラー』のウェブサイトでは、ベインズのようにプレミアリーグで活躍した”PK職人”たちの成績を紹介している。
<PK成功率ランキング(プレミアリーグ)>
【5位】レイトン・ベインズ
(成功率93.3%。15本中14本成功)
【4位】ジュリアン・ディックス
(成功率93.8%。16本中15本成功)
【3位】ジェームズ・ビーティー
(成功率94.1%。17本中16本成功)
【2位】ダニー・マーフィー
(成功率94.7%。19本中18本成功)
【1位】マット・ル・ティシエ
(成功率96.2%。26本中25本成功)
結果はご覧のとおり。どれも驚異的な数字ではあるが、ここに20代で名を連ねたベインズの凄さがよく分かるのではないか。
さらに、上記の選手よりも本数は少ないもの、PKの決定率が100%を誇っている名手たちも紹介されている。
<PK成功率100%(プレミアリーグ)>
マリオ・バロテッリ
(5本)
ヤヤ・トゥーレ
リッキー・ランバート
クレイグ・ガードナー
(6本)
エデン・アザール
(7本)
ディミタール・ベルバトフ
(9本)
トッテナム、マンチェスター・ユナイテッドで活躍したベルバトフが9本でトップに。それ以外の選手たちは現在もプレミアリーグでプレーする。しかも、23歳と若いアザールが彼のすぐ後をつけており、今後どこまで記録を伸ばせるのか注目だ。
【了】