日本代表は6日、ジャマイカ戦(10日)に向けた合宿を新潟市内でスタートさせた。
MF細貝萌(ヘルタ)は、ハビエル・アギーレ監督の初陣となった9月の2連戦から続けて代表入り。現在、28歳とメンバーでは年長組となるため、「やっぱり今までの経験も必要になってくると思う」と、チームをけん引していく責任感を口にした。
さらに、代表経験の少ない若手も多く選ばれているため「スムーズにチームに溶け込んでいけるっていうのが重要だと思うし、当然みんな能力はある。そういうのをうまくサポートしてあげられれば」と、自らのプレースタイル同様に周囲を気遣う懐の深さを見せた。
自らは、インサイドハーフもしくはアンカーと中盤のポジションを担うため、代表復帰を果たしたMF香川真司とのポジションも近いものとなる。「彼が攻撃面で気持ちよくプレーできるように地味なところで後ろからサポートしてあげられたらいいかなと思う」と、各々の長所を生かして補完しあうことの重要性を語った。
14日にはシンガポールでブラジル代表との対戦を控えているが、この試合では守備面での負担がより大きくなることが予想されるため「どれだけ辛抱強くついていけるかが重要。しっかり辛抱強く守ることができれば、リーグ戦であれば勝ち点を拾えたりとか、勝利につながっていくと思う」と、結果を残すことへの意欲を語った。
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