日本代表は6日、ジャマイカ戦(10日)に向けた合宿を新潟市内でスタートさせた。
DF西大伍(鹿島アントラーズ)は、2011年6月に行われたキリンカップ・ペルー戦以来の代表復帰となったが「知っている人ばかりなんで楽しいですよ」と明るい表情で練習初日を終えた。
鹿島での定位置は右SB。アルベルト・ザッケローニ前監督の下では、内田篤人と酒井宏樹が常に担ってきたポジションだが、今回は選外。しかし、長友佑都はインテルで右WBを務め、酒井高徳はシュトゥットガルトでは左SBながら9月9日のベネズエラ戦では右SBで先発しており、ライバルは多い。
西にとって代表でのポジション争いはし烈なものとなるが「そうですか(笑)」と意に介さず。「競走とか個人とかそういうのじゃなくて、チームとして試合に勝てるように準備したいとは思っています」と、あくまでもチームの一員として勝利を目指す意志を示した。
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