来シーズンからMLSに参入するニューヨーク・シティFCからの期限付き移籍でオーストラリアAリーグのメルボルン・シティFCに加入した元スペイン代表FWダビド・ビジャが6日、チームに合流して初練習を行った。クラブ公式HPが伝えている。
ビジャはオーストラリアでのプレーについて「メルボルンに来ることをずっと楽しみにしていたんだ。ついにここでサッカーができて嬉しい」と語った。
また、開幕を今週に控えた状況について「シーズン開幕まで短い時間しか残されていないけど、僕たちはプロ選手だ。準備はできているよ」と語り、W杯以降3カ月以上実戦から遠のいていることも問題ではないと自信をのぞかせた。
実際にビジャはニューヨークでトレーニングを積んでから合流しており、コンディションに問題はないと監督も太鼓判を押している。しかし、もうひとつ大きな課題を残しているようだ。
ファント・シップ監督は「最も重要なことはダビドが(短い期間で)環境に順応できるかということ」と、北半球から南半球へやってきたばかりで環境の変化に体が追いつかないことを危惧している。
数日前に豪放送局『FOX Sports』の取材でビジャを開幕戦で起用するかについて問われ、「ぜいたくな悩み」と答えた通り、実績と実力の申し分ないスター選手をどのような形で起用するかにも注目が集まる。
メルボルン・シティFCは今週末11日、アウェーでシドニーFCとの開幕戦に臨む。
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