レアル・マドリーGKイケル・カシージャスは、今季自身のサポーターにすら疑問視されていたが、ようやくブーイングを喝采に変えた。
5-0で大勝したリーガエスパニョーラ第7節ビルバオ戦の後半12分、カシージャスはビルバオFWイバイ・ゴメスのゴール間近でのヘディングに得意の瞬発力を生かしてファインセーブ。
試合後には「サポ-ターがチームと一体化していることが大事だ」と強調し、今季3度目のハットを決めたFWクリスティアーノ・ロナウドを称えた。
さらに、通算484試合出場を達成してリーガ通算出場試合数で8位に浮上。カシージャスを上回るのはフェルナンド・イエロ(497)、ミケル・ソレール(504)、マヌエル・サンチス(523)、パコ・ブージョ(542)、エウセビオ(543)、ラウール(550)、そしてアンドニ・スビサレッタ(622)の7人となった。
――ベルナベウ観客は「イケル、イケル」とコールしていました
「サポーターがチームと一体になるのは重要だ。選手は好かれれば好かれるほどより自信にあふれてくるからね」
――カシージャスにブーイングしたサポーターに対して
「サポーターが僕の顔に飽きるのも理解できるよ、ここではもう15年目だからね。でもこれは僕の成果だ。レアル・マドリーと言うクラブで小さな歴史を築けた」
――久々に初めて無失点で試合を終えましたね
「とても重要だよ、ここ最近は失点だらけだったからね。これによって最終ラインの我々は最前線の信頼を感じることが出来る」
――クリスティアーノ・ロナウドがリーガ22度目のハットトリックでディ・ステファノ氏とサッラ氏に並びました
「クリスティアーノに関して言うことはもうほとんどない。彼がどれだけ偉大な選手かを改めて証明した。この調子で続けてほしいよ。全ての記録を打破している。我々と共にいて欲しい」
【了】
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