プレミアリーグのリヴァプールが、問題児として悪名高いイタリア代表FWマリオ・バロテッリに見張り番を付けている事が明らかとなった。4日の英大衆紙『ピープル』などが報じた。
過去にピッチ内外で数々の問題を起こしてきたバロテッリに対し、リヴァプールは24時間体制で見張り役を付けており、自宅はもちろんのこと、バロテッリが愛車のフェラーリで外出する時も見張りはアウディで先導し、試合日にはバロテッリの着替えも持ち運んでいるという。
関係者は、「マリオ(バロテッリ)には問題が起こらないようにするため、常に誰かが付き添っている。付添人はクラブに長く関わる人物であり、幅広い役割を担っている」と話した。
リヴァプールはホームゲームのキックオフ前に必ず流すチームの応援歌「You’llNeverWalkAlone=君は独りぼっちじゃない」があるが、バロテッリもまた「独り」ではないようだ。
なお、移籍金1600万ポンド(約28億円)で今夏、セリエAのACミランからリヴァプールに加入したバロテッリは、いまだリーグ戦で得点できずにいる事から、4日にホームで行われたウェストブロミッチとのリーグ第7節で遂に先発落ち。同試合ではチームが2-1と勝ち越した直後の後半19分から途中出場したが、再び無得点に終わった。一方、4試合ぶりの勝利を飾ったリヴァプールは現在勝ち点10で9位につけている。
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