イングランド2部リーグのイプスウィッチ・タウンの下部組織、U-14(14歳以下)チームがラ・リーガのバルセロナのティキタカを華麗に実践している事が話題となっている。3日の英大衆紙『ミラー』などが報じた。
「ティキタカ」とは、2タッチ以下の少ないタッチ数で短いパスと素早い動きでボール回しをする、バルセロナやスペイン代表が実践するスタイルであり、欧州各国のアカデミーにも浸透しつつあるサッカー界の模範だ。
そんなティキタカを見事なまでに実践したチームがイプスウィッチのU-14で、ミルウォールのU-14と対戦した試合で起こった。GKからボールを受けたDFの選手が相手の前線からのプレスをものともせず、周囲の味方とボールを回して好機をうかがうと、GKから再びボールを受けてから速攻を開始し、僅か12タッチで8選手が絡んで相手陣内へとボールを運んでゴールを決めた。
現在のイングランド代表は「暗黒期」として衰退のレッテルを貼られているが、彼らのプレーを見る限り、将来は明るそうだ。
【了】
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