各紙採点は『7』。FK弾には「宝石のよう」
キエーボ戦から一夜明けた5日、直接FKで追加点を挙げた本田を地元紙は絶賛していた。それにしても可笑しいのは、彼の苗字を四輪・二輪メーカーの本田技研工業に引っ掛けた報道がなんと多かったことか。
ガゼッタ・デッロ・スポルトは1面に“IL MILAN VA SULL’HONDA(ホンダに乗ってミランが進む)”と見出しを掲げ、トゥットスポルトもキエーボ戦のマッチレポート欄に“Va in Honda il risveglio Milan(目覚めたミランはホンダに乗る)”と見出しを付けた。
以下は各紙の評価及び評点。
ガゼッタ・デッロ・スポルト 7(メネズとともにチーム最高点)
「シーズン4ゴール目は、ミランから恐怖をぬぐい去った一筆さばきだ。出だしはゆっくりだったが、その後は調子を上げて一点目の流れに絡む。常に展開の中で生きていた」
同紙の全選手採点は以下の通り。
アッビアーティ6、アバーテ6.5、アレックス6.5、ラミ5.5、デ・シリオ6.5、ボナベントゥーラ6.5、デ・ヨンク5.5、ムンタリ6(エシアン評点なし)、本田7(ポーリ評点なし)、トーレス5(エル・シャラウィ6)、メネズ7
コリエレ・デッロ・スポルト 7(チーム最高点)
「チームの中でもっとも調子が持続している。シーズン4点目を決めるが、直接FKでの得点は(訳注:ミラン移籍後公式戦では)初めて。今や、誰が彼を外せるのだろうか?」
トゥットスポルト 7.5(チーム最高点)
「チームで最高だった選手の一人。パスをさばき、ドリブルで相手を抜き、フィニッシュワークに絡む。そしてFKで試合を完結出来たのは宝石のようだった」
コリエレ・デッラ・セーラ 7(メネズと並んでチーム最高点)
「3トップの一角としては一番調子が良かった。相変わらず足は熱い。前半には短い間に2度シュートへと行ったが、そうした試行ののちにFKからゴールを決める。これで6試合4得点、動かせない主力だ」
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→
関連リンク
本田に生きる道はあるか?
強いやつに勝ちたい。世界中に認められたい
遠藤保仁、W杯を語る。日本サッカーが手にした知性
本田圭佑という哲学 世界のHONDAになる日
代表23人が語る 敗北の真実
ザックジャパンの軌跡 蒼き戦士たちの躍進とブラジルでの敗北、そして未来