エスパニョールは2日、GKキコ・カシージャと2018年までの契約延長に合意した。契約解除違約金は2000万ユーロ(約27億4千万円)に設定されているが、獲得に興味を示しているマドリーに対しては1000万ユーロ(約13億7千万円)に減額されるという。スペイン「マルカ」が独占スクープとして伝えている。
マドリーのカンテラで育成したカシージャが来季に帰還する可能性は十分にある。近年頭角を現し、昨季爆発的な活躍を見せて既に今夏ケイロル・ナバスと共に現欧州王者チームに加入するという報道もあった。
同紙によると、エスパニョールとの契約延長が1年かかったのもカシージャがマドリー帰還の可能性を試みていたからだという。全ては去就が怪しげだったカシージャスの状況に依存していた。疑問視されているスペイン代表守護神は最終的に残留を選んだことで、カシージャも契約延長にOKサインを出した。
しかし、ここ数週間でレアル・マドリーとカシージャの接触があった。マドリーのフロントはチームの未来戦力として未だ考えていると伝え、カシージャ自身もいつかマドリーに戻りたい意向を見せた。
更にマドリーにはカシージャとの優先交渉権がある。要するに、カシージャは少なくとも来季までマドリーの監視下にあるという状況だ。
カシージャスとカシージャ。1文字違いの新星が後継者となるのだろうか。
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