システムは4-3-3に戻す可能性も
「前線には7人の選手を抱えている。3人をベンチに送らなければならなくなるが、みんな良く練習するので、誰を使おうか疑念が生じている」
3日、キエーボ戦を前に記者会見に応じたインザーギ監督はそのように語った。スタメンについては隠したが、監督曰く上記の台詞もまた「かなりのヒント」らしい。
確かにチェゼーナ戦同様4人の攻撃的なプレイヤーの起用は明言されているわけだが、ただし地元メディアは「彼らは4-3-3を準備。4人のうち一人は中盤に下げる模様」と報道している。
4日付のガゼッタ・デッロ・スポルトのキエーボ戦予想スタメンは以下の通り。
(4-3-3)
GK:アッビアーティ
DF:アバーテ、アレックス、ラミ、デ・シーリオ
MF:ポーリ、デ・ヨンク、ボナベントゥーラ
FW:本田、トーレス、メネズ
中盤に吸収されることになるのはボナベントゥーラになる見込みだ。技術に加えて運動量と戦術的なセンスを持ちあわせており、アタランタの頃からサイドを得意としていたが元はトップ下の選手。
インザーギ監督は「ポリバレント性のある選手で、いつもサイドでプレイしていたがインサイドMFも出来ると思っている。試合の間にもシステム変更を可能にしてくれる選手だ」と語っていた。チェゼーナ戦では中盤で数的不利をさらしていた時間帯もあったが、バランスを取るのは彼の役割になりそうだ。