カナダのモントリール・インパクトに所属する元イタリア代表FWマルコ・ディ・ヴァイオは3日、現役からの引退を発表した。10月25日を最後に22年間のキャリアを終える。
ディ・ヴァイオは1993年にラツィオでキャリアをスタートし、パルマ、ユベントス、バレンシア、ボローニャといったクラブを経て、2012年にカナダのモントリオール・インパクトに移籍していた。キャリアを通して221ゴールを決めている。
ディ・ヴァイオはクラブの記者会見で自身のキャリアについて「20年間プロサッカー選手としてプレーできたことを誇りに思う」と語った。
引退後については「まだ何をするかは決めていない」としながらも、「サッカーの世界には残りたい。好きだから」とサッカー界での活動に意欲を示した。
一方、モントリオール・インパクトの会長であるジョーイ・サプート氏はボローニャの買収を狙っていると、イタリア紙「コリエレ・デッラ・セーラ」を始めとした複数のメディアが報じた。
そのため、ディ・ヴァイオも引退後はボローニャのフロントに就任するのではないかという見方も強まっている。
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